ireland aran islands
パンが山積みの豪快な朝食を取り、アイルランドの首都ダブリンからバスで西へ3時間。
さらに港まで1時間のバスにのり、アラン諸島へ。
3つの島からなるアラン諸島はアランセーターのふるさと。
私は一番大きな島イニシュモア島へ上陸。
いい天気だけど、日焼けしそうだなあ、明日もあるから、今日は休もう、と宿ですやすや。
あっという間に6時になってしまった。
アイルランドに来てから、夜暗くなるのが10時頃なので、ついつい油断してしまう。
日の入りが7時か8時ころ。
それまで、歩くかな。
おい、行くなよ!
いやよ! 放して!
牛さんと目が会う。
猫も発見!
あ、猫好きが来た。しょうがねえなぁ。相手してやるか。ノビ~。
夜はこれからのアイルランドの旅のおすすめ地について、宿の兄ちゃんにアドバイスをもらう。
あと5日しかないので、どうしても日が足りないなぁ。
行けないところがあるときには、これでまた次に来る理由ができた、と思うことにしている。
兄ちゃんに是非、と勧められた街も、宿が満杯で、あきらめてしまった。
夏のヨーロッパは宿に苦労する。
翌日。
雨がふりそう。。。
宿の兄ちゃんは[今日はラジオで雨だといってたよ。]このあと降り出すだろうなぁ。
いったん降り始めると、止まないよ。
ひえー。早く出かけないと。。。
きのうは晴れていたのに、ゴロゴロしてしまった、もったいない。
貸自転車は10時からだから、今から近所の崖まで歩いてきたら?
と勧められたので、ダブリンで5ユーロで買ったカッパを着て出発!
いちおう地図は持っているが、標識も何もないので、地元の人に尋ねながら歩く。
あ、雨が降り出した!
うう、ついてないなぁ。
いかんいかん、マイナス思考になっては!
ついてるついてる!わたしはついてる!
はれるはれる!
雨が降ってるけど、これは晴れだ!
そう唱えつつ歩く。
着いた!見事な崖だ!
しばらくすると、仮面ライダーが!
イタリアから来たそうだ。
日本語でチャオは、なんというのだ?と聞いてくるので、サヨナラだよ!
とうと、
そうだったそうだった、サーヨナラ!
と、陽気に別れた。
あれ?雨が止んだ!やっほー!
やっぱり前向きな言葉を発すると、それは本当になるんだ。
貸自転車屋が開いたので、10ユーロ(1600円)で借りて、出発!
目指すは紀元前の遺跡、ドン エンガスだ。
ドン エンガスが何なのかはよく知らないが、とにかくいってみよう。
アイルランドの平和を守るため、クマ巡査は自転車で島をパトロールするぜ!
ガイドブックには、ドンエンガスは圧巻!とかいておる!ふむふむ。。。
でも、世界を1年以上も回っていると、あまり期待しなくなるんだよな。
どうせ大したことないんだろうなぁ、と分かっているところがある。
ま、万が一、圧巻だったら儲けものだ。
昨日1時間かけて散歩した道を、クマ巡査は快調に飛ばし、10分で行く。
自転車は気持ちいいなぁ。乗ってるだけで浮き浮きするところはバイクとおんなじだ!
ついつい、すれ違う旅人にも元気にあいさつしてしまう。
お墓もアラン模様。
30分ほど走って。。。
この辺がドンエンガスなんだけど。。。キョロキョロ。
上り坂も厳しく、傾斜が30度くらいの山道なので、自転車を押すのも無理だ。
置いていこう。
盗まれませんように。
どんどん登る。
雨がまた降ってきた。
いかんいかん。
晴れる晴れる!ついてるう!
いばらの道を上るが、それらしきものは見えてこない。
あの石垣をこえたら、何かあるはず!
なーんにもない。
つぎの石垣を超えたら、何かあるはず!
なーんにもない。
あるのは草原と石垣のみ。
たしかに、丘のてっぺんにはついたけど、つわ者どもが夢の跡、てなかんじで。。。
圧巻って、何もなさが圧巻なのかしら???
これ程ガッカリ観光地はないぞ。。
石があったので、とりあえずこれがドンエンガスかも、と撮影。
たぶん 右がドン、左がエンガス。
はぁー。もう足も濡れてさむいし、パトロールは切り上げだ!
帰り道、地元のおじいちゃんがいたので、いちおう聞いてみた。
ドンエンガスはあっちじゃ。あっち行って、右に曲がるんじゃ。
ぜんぜんちがうじゃない。。。
やっと正しいドンエンガスを発見。
入場料を払うちゃんとした観光地になっている。
たくさんの外国人が訪れている。
日本人の団体さんも!
アイルランドの西海岸がみわたせる崖に立つ、石造りの砦で、紀元前1500年からの2500年間、この崖には人間の活動があったそうだ。
ここは、政治、宗教、経済の中心地だった。
こんな島の、こんな崖っぷちに。。。
ホンマかいな。。。
そんなわけで、やっとほんもののドンエンガスを拝めたので、チャリの向きを変え、街に帰る。
途中、ギアの切り替えを楽しみ過ぎて、壊してしまう。
が、さすがクマ巡査!
手を汚しながらも外れたチェーンをテキトーにはめて直す!
帰りには、島で一軒のスーパーに寄って、フルーツを購入。
立派なスーパーがあるのだー。
いやー、雨にも見舞われたけど、途中は太陽も出てきて、日本を離れて若干弱くなっている晴れ女パワーの威力を見せつけたパトロールであった。
あすは島を出て、北アイルランド(英領)のデリーという街にはいります。
朝出て、着くのは夕方だ。ま、10時まで明るいから、大丈夫だ!
さらに港まで1時間のバスにのり、アラン諸島へ。
3つの島からなるアラン諸島はアランセーターのふるさと。
私は一番大きな島イニシュモア島へ上陸。
いい天気だけど、日焼けしそうだなあ、明日もあるから、今日は休もう、と宿ですやすや。
あっという間に6時になってしまった。
アイルランドに来てから、夜暗くなるのが10時頃なので、ついつい油断してしまう。
日の入りが7時か8時ころ。
それまで、歩くかな。
おい、行くなよ!
いやよ! 放して!
牛さんと目が会う。
猫も発見!
あ、猫好きが来た。しょうがねえなぁ。相手してやるか。ノビ~。
夜はこれからのアイルランドの旅のおすすめ地について、宿の兄ちゃんにアドバイスをもらう。
あと5日しかないので、どうしても日が足りないなぁ。
行けないところがあるときには、これでまた次に来る理由ができた、と思うことにしている。
兄ちゃんに是非、と勧められた街も、宿が満杯で、あきらめてしまった。
夏のヨーロッパは宿に苦労する。
翌日。
雨がふりそう。。。
宿の兄ちゃんは[今日はラジオで雨だといってたよ。]このあと降り出すだろうなぁ。
いったん降り始めると、止まないよ。
ひえー。早く出かけないと。。。
きのうは晴れていたのに、ゴロゴロしてしまった、もったいない。
貸自転車は10時からだから、今から近所の崖まで歩いてきたら?
と勧められたので、ダブリンで5ユーロで買ったカッパを着て出発!
いちおう地図は持っているが、標識も何もないので、地元の人に尋ねながら歩く。
あ、雨が降り出した!
うう、ついてないなぁ。
いかんいかん、マイナス思考になっては!
ついてるついてる!わたしはついてる!
はれるはれる!
雨が降ってるけど、これは晴れだ!
そう唱えつつ歩く。
着いた!見事な崖だ!
しばらくすると、仮面ライダーが!
イタリアから来たそうだ。
日本語でチャオは、なんというのだ?と聞いてくるので、サヨナラだよ!
とうと、
そうだったそうだった、サーヨナラ!
と、陽気に別れた。
あれ?雨が止んだ!やっほー!
やっぱり前向きな言葉を発すると、それは本当になるんだ。
貸自転車屋が開いたので、10ユーロ(1600円)で借りて、出発!
目指すは紀元前の遺跡、ドン エンガスだ。
ドン エンガスが何なのかはよく知らないが、とにかくいってみよう。
アイルランドの平和を守るため、クマ巡査は自転車で島をパトロールするぜ!
ガイドブックには、ドンエンガスは圧巻!とかいておる!ふむふむ。。。
でも、世界を1年以上も回っていると、あまり期待しなくなるんだよな。
どうせ大したことないんだろうなぁ、と分かっているところがある。
ま、万が一、圧巻だったら儲けものだ。
昨日1時間かけて散歩した道を、クマ巡査は快調に飛ばし、10分で行く。
自転車は気持ちいいなぁ。乗ってるだけで浮き浮きするところはバイクとおんなじだ!
ついつい、すれ違う旅人にも元気にあいさつしてしまう。
お墓もアラン模様。
30分ほど走って。。。
この辺がドンエンガスなんだけど。。。キョロキョロ。
上り坂も厳しく、傾斜が30度くらいの山道なので、自転車を押すのも無理だ。
置いていこう。
盗まれませんように。
どんどん登る。
雨がまた降ってきた。
いかんいかん。
晴れる晴れる!ついてるう!
いばらの道を上るが、それらしきものは見えてこない。
あの石垣をこえたら、何かあるはず!
なーんにもない。
つぎの石垣を超えたら、何かあるはず!
なーんにもない。
あるのは草原と石垣のみ。
たしかに、丘のてっぺんにはついたけど、つわ者どもが夢の跡、てなかんじで。。。
圧巻って、何もなさが圧巻なのかしら???
これ程ガッカリ観光地はないぞ。。
石があったので、とりあえずこれがドンエンガスかも、と撮影。
たぶん 右がドン、左がエンガス。
はぁー。もう足も濡れてさむいし、パトロールは切り上げだ!
帰り道、地元のおじいちゃんがいたので、いちおう聞いてみた。
ドンエンガスはあっちじゃ。あっち行って、右に曲がるんじゃ。
ぜんぜんちがうじゃない。。。
やっと正しいドンエンガスを発見。
入場料を払うちゃんとした観光地になっている。
たくさんの外国人が訪れている。
日本人の団体さんも!
アイルランドの西海岸がみわたせる崖に立つ、石造りの砦で、紀元前1500年からの2500年間、この崖には人間の活動があったそうだ。
ここは、政治、宗教、経済の中心地だった。
こんな島の、こんな崖っぷちに。。。
ホンマかいな。。。
そんなわけで、やっとほんもののドンエンガスを拝めたので、チャリの向きを変え、街に帰る。
途中、ギアの切り替えを楽しみ過ぎて、壊してしまう。
が、さすがクマ巡査!
手を汚しながらも外れたチェーンをテキトーにはめて直す!
帰りには、島で一軒のスーパーに寄って、フルーツを購入。
立派なスーパーがあるのだー。
いやー、雨にも見舞われたけど、途中は太陽も出てきて、日本を離れて若干弱くなっている晴れ女パワーの威力を見せつけたパトロールであった。
あすは島を出て、北アイルランド(英領)のデリーという街にはいります。
朝出て、着くのは夕方だ。ま、10時まで明るいから、大丈夫だ!
by kumaf3 | 2007-07-13 07:22 | 世界2周目ヨーロッパ編