パースで新人研修
ジンベエザメに出会えたエクスマウスから夜行バスでパースへ20時間。
パースは、オーストラリアの西にぽつんとある、小さい街。
高層ビルはあるけれど、私の印象では、世界最南端の街ウシュアイアとあんまりかわらない。
ここはいま、冬。
でも、快適な寒さだ。
さあ、ここには沢山の英語学校がある!
街にも沢山のアジア人留学生が!
どこへいっても中国語、韓国語、日本語が飛び交っている。
長期で住んで働きながら勉強しているのだ。
さて、わたしも幾つか英語学校を訪ねてみた。
死ぬまでにクリアしたいことの一つが英語だ。
中途半端なままではいやなの!
多くの学校は10人以上のクラス編成。
しかも、ほとんどがアジア人。。
学校見学といっても、ここがキッチン、ここがコンピュータールーム。。。など、施設を見せてくれるだけで、授業を見学させてくれる所は少ない。
いきなり能力テストを受けさせられた所も!
そのなかで、某センターの語学講座だけは無料体験ができた。
3人くらいの生徒だから、発言も沢山できるし、質問も遠慮無くできる。
ここはいいなあ。
一日3時間しか無いのが難点だけど。。。
なんと、そのあと4時間のオフィスワークを手伝うと、授業料金が無料になる制度があるらしい!
「あのー、ワークエクスペリエンス(その制度)を利用したいんですけど」
と申し出ると、さっそく面接してくれた。
もちろん全てが英語だ。
「働くといっても。。。あなたは長期でパースに住む訳じゃないのよね?」
あ、まずい!そのとおりなんだけど。。。
「でも、わたしは毎日来ることができます(にこっ)!」
「そう。。。」
弱点を指摘されたら、長所をすかさずアピールするのがコツ!
するとその女性は、私のこれまでの仕事や旅の事を聞いてくれ、みごと採用決定!!
早速翌日から授業と仕事がはじまった。
朝は6時から6時半に起きて、朝食を取りながら自習。
10時からレッスン。
午後2時から仕事。。。
仕事は主にインターネット利用者の管理(そのセンターにはネット利用スペースがある)。
これがむずかしい。。。
社会人生活は長い方だけど、計算と事務処理をやらせたらナマケモノより遅いのだ!
伝票を書いたり、窓口嬢だったり。。
というわけで、新人として悪戦苦闘している毎日。
夜は授業の復習もしなければ。。ご飯も全部自炊。
朝から晩まで時間を大切に使って、いろんな「知識」を詰め込んでいる。
いままではたっぷりいろんなことを「体験」してきたからね。
あ、そうそう、先日、パースにダライラマ14世が来た。
公演があったので見に行ってみた。
ダライラマTシャツやバッグなど、グッズコーナーも充実してた。商売上手!?
環境について、親しみやすく英語で語っていたよ。
彼も英語は母国語ではないので、横に通訳をつけて。。。
ワタシもがんばらないと。。。
by kumaf3 | 2007-06-09 14:50 | 世界2周目オーストラリア編