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ボゴタ最終日

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ボゴタのとある銀行のマーク。

ボゴタをあす出よう。
・・・と思ったら、街でパンパンパーンと銃声が鳴り響き、デモの行進が。

シュプレヒコールの嵐、沸きあがる拍手。自由を訴える市民の高らかな声。
ひえー、やっとボゴタらしいものを見た。

見たまではいいが、バスも止まって駅も封鎖されてしまった。

ということは、Gさんは目指す新市街にいけない。

「しょうがないなー」

私はこれから行くベネズエラで使うドル現金を作りたかったので、暇になったGさ
んにATMと両替商に行くのを付き合ってもらった。
ベネズエラではATM=現金自動預払機を使ったら、2人に一人が出待ちをしている
強盗にやられるそうだ。
それに、クレジットカードの悪用の被害も多いので、ドル現金を両替しながら使
うしかないのだ。

私は、日本語書きのバイトを始めて、市場に知り合いもでき始めたし、ボゴタの
良さもわかってきたので、もう一日出発を延ばしてもいいなぁ、と思っていた。

Gさんも、今日行くはずだった新市街に、明日行ってみようかというので、出発を
一日延ばすことにした。


んじゃあ、わたし、ひと稼ぎしてきますわ!」


「明日、ここで日本語書きをやってみたら?」
と言ってくれていたマネージャー夫妻を約束の時間に訪ねたが、部屋には鍵がか
かったまま。
おいおい、さすが南米!

この市場の喫茶店で声を掛けてみたら?と言われていたけど、言葉もままならな
いのにコーヒーを飲んでる人に声をかける勇気もないので、昨日お客さんになっ
てくれた人を訪ねてみる。
すると、私を待ってくれていたようで、4人分ほど追加注文が来た。
ありがたいなあ・・・。


もう一つの市場に出かけてみた。

ここには、昨日ウィンドーショッピングに来ていて、たくさん写真も撮らせても
らい、顔を覚えてもらっているかもしれない。


ようっし、勇気を出して、やってみるか!

まずは昨日、革のバッグを値切った(買わなかったけど)ショップのおねえさん


「あのー、私、漢字であなたの名前を書く仕事をしてるんですけど。1000ペ
ソで。このバッグを買うために・・・。」

「ふーん。・・・いいわ。」

お!やったぁ!昨日はいくら値切ってもバッグの代金を負けてくれなかったのに


「名前は?」

「ミスティル。」

「ようっし、美、須、照っと。できた!この意味は、美しく、照らすってことよ
!」

「ふうん。。。はい、1000ペソ。」

やっほぉ!ありがとう!

「ところでさっき、銃声がして、デモがあったよね。」

「あ、あれは、花火よ。デモもよくあること。」

あ、花火ですか・・・。

「ねぇ、ミスティル、他にも名前を書きたいんだけど、友達いない?」

「そうねぇ・・・。」

彼女は周りのショップの友達に声を掛けてくれた。

ここでも、何人かのお客さんができた。

売り上げをトータルすると、また一泊分の宿代を賄うことができた。

すごいなぁ。。


翌日は出発だが、夜行のバスなので、出発まで時間がある。

Gさんが行く新市街の巨大ショッピンググモールについていった。

なんとなんと、本当に巨大&新しい、うつくしいお店が並んでいて、ここは本当
にコロンビアか?と目を疑うほど。
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トイレの紙は、外にあって必要な分だけ持ってトイレに入る。

カルフール・スーパーマーケット、センスのいい雑貨&インテリアショップ。洋
服はもちろん、SONYのアンテナショップや、サンリオまである。

ファーストフードショップ ココリコ。
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決して可愛くない赤ちゃんマネキン。

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日本国旗バッグ、おさいふ。


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せっけんを切り売り。

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日本製らしい?お香。でもなんかちがうぞ。

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日本の商標が。

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ヘアドライヤー、サムライ


クオリティの高い物が、かなり日本より安く買える。

もうこのまま買い物して帰国したくなるくらいだ。


そして、今度は中古屋さん街へ。

Gさんの狙いは腕時計や古いカメラ。

わたしももうデジカメが故障しているので(そう、故障しているカメラでこのブ
ログ写真もがんばっているます)、新しいのがほしいのだー。

中古でも、いい商品が並んでいる。

ゆっくり見て歩きたいところだが、途中から雨がザザ降り。

二人ともびしょぬれで新市街を後にした。



私は、昨日のバイトでバッグを買うお金ができたので、市場のお姉さんを訪ねる


「元気?ミスティル。その、取り置きしてもらってたバッグ、ください!」

私は75000ペソ(およそ4000円)を払う。

「きょうも、日本語書きの仕事、したいの?」

「あ、できれば!はい!今夜の晩御飯代を・・・(笑)」

ミスティルは近所のお店の友達を呼んでくれた。

どうもありがとう!

わたしはおもむろに折り紙を取り出し、緑色で鶴を織った。

みんなは「うわぁ」と折鶴に驚いた。


「コーヒーでもどう?」ミスティルと友達が誘ってくれた。

「コーヒー飲んだら私、眠れなくなるんです・・・。」これは本当。

それに、そろそろ行く時間だ・・・。


「ミスティル、そろそろベネズエラへ行く時間なの。」

「そう・・・。」

ミスティルは、しゃがんで何かゴソゴソし始めた。

「はい、これ」

なに?お金、5000ペソ(2ドル)ある。

「バッグ代、負けとくわ。」

彼女からの餞別だ。ミスティルー!いい奴じゃん!

「ありがとーう!!」

私は彼女をヒシと抱きしめた。

あー。特に何もない都会だけど、長くいればいるほど、だんだん良さがわかって
くるところなんだな、ボゴタ。


Gさんと私は親切にしてもらった宿のスタッフの親子に礼を言って、重いリュッ
クを背負い、路線バスで郊外のバスターミナルへと向かった。

これから国境まで、14時間の夜行バスだ。

by kumaf3 | 2007-04-22 10:05 | 南米編  

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