風が吹けば桶屋が儲かる、の巻
ヨーロッパのハンガリー、ウシュアイア(アルゼンチン)、ボリビアのスクレからポトシ、ペルーのリマ、エクアドルのキト、と、この旅のなかで何度もばったり出会っている日本人パッカーのGさんが、このあとここボゴタに来て、ベネズエラの入り、エンジェルフォールにいくというので、ホテルでまちぶせ。
一人でベネズエラうろうろするのはなんだか怖いので。。
「うん、ベネズエラは2人くらいで荷物のチェックをし合ったほうがいいよ」
というアドバイスをもらったし。
で、Gさんは夜行バスでやってきた。
夕方からコーヒーを飲みにいく。
宿の女性スタッフにおいしい店を訊く。
「この2クアドラ向こうに一軒、その4クアドラ向こうにもう一軒あるわよ。」
もう歩きなれたヒメネス通りを下る。
「ええっとGさん、2クアドラでしたっけ。」
「クアドラって何?」
「クアドラは、ブロックですよ。」
「くまさん、スペイン語しゃべってるじゃない。」
「あ、そうですね、Gさんにスペイン語教えちゃった!」
くまさんほどスペイン語が上達しない人は見たことがない、といわせた私である。
そう、めざましい上達ぶりなのである!!
「いや、前があまりにもひどかっただけだよ。」
あ、そう。
近いほうの店でGさんはカフェネグロ(ネグロは黒いという意味なので、つまりブラックコーヒー。私はカフェ・コン・レチェ。コンはwith、レチェはミルク、つまりミルクコーヒー。
あ、もう夕方なのにコーヒー飲んじゃった。今晩は眠らなくなるなぁ。
(案の定、夜中2時半に目が覚め、それ以降ずっと起きていた。)
Gさんは、世界各国を民族を求めて回り、その手工芸品を集めている。
民族ヲタだ。
この前も、エクアドルの奥地のアマゾンの民族を訪ね、民家に一泊して交流をしてきたそうで、お乳丸出しのおばさんの写真や、裏山に棲んでるというナマケモノの写真などを見せてもらいながら話を聞かせてもらった。
似たようなルートで旅をしていても、感性や趣向が違うと、まったく違うものになる。
Gさんの視点は面白いなぁ。
7時までやっているという美術館に行く。
私はここに1週間いるので、道案内役だ。
ボテロというコロンビア出身の画家は、ふくよかな女性を描くので有名だ。
このボテロの美術館は、通りに面しているし、入場は無料だから、通りすがりにすっと入れる。
ピカソ、モネなどもあり、なんとフラッシュを使わなければ撮影は自由。
絵の中の女性をみていたら、私ってガリガリじゃん!と10kg太ったのに、自信が出てくる。
ほーら、ガリガリ!
夜は得意の赤カブを使って、パスタをGさんとシェア飯。
翌日はGさんは塩の教会やブラジル大使館などに用があるというので朝早くから出て行った。
わたしはもう、このボゴタで見るものはないし、体調的にも、寝てすごそうかなぁ(3時間ほどしか昨夜寝てない)、と思ったが、ちょっと気になるスーパーが新市街にあったので、出かけることにした。
寝て過ごせは、あっという間に一日が終わってしまうが、一歩外に出ると、かならず何かに出会える。
道という字を変換すると、未知って出てきた。
まだ知らないことに、たくさん出会えるから、きょうも靴を履いて、お尻をあげよう!
トランスミレニオという小奇麗な市内バスで新市街へは、およそ50分。
トランスミレニオのバス停は透明な囲い。1回1300ペソ、70円くらい。
新市街行きは今朝なかなか来ず、囲いの中で30分待った。
でっかいスーパー!
ここで、ふと、筆が目に入った。日本語書き露店のSさんが使っているインクもある。筆ペンはないけど。
よっしゃ、これからまだ少し旅の時間があるし、チャンスがあったらわたしも日本語のバイトやってみるか。
筆とインク、紙でおよそ9000ペソ、500円くらい。
そのほか、これからの国では高くなりそうな日焼け止めや下着(安くて割と品が良かった!日本で使う用も買っとこう。)など70000ペソ3500円くらい購入。
用も買っとこう)で合計購入金額は70000ペソ、3500円。
でも、なんとここは税金が16%かかり、81000ペソになった。おいおい@@!
さーて、またバスで40分かけて戻ってきた旧市街。
目に付いたのはエメラルドトレードセンター。
そう、コロンビアはエメラルドの産地として有名なのだ。
ボゴタのヒメネス通りでは、朝からおじさんたちが道端でエメラルドを売買している。
トレードセンターは3階建てのビルで、エメラルドなどの宝石の小売店が並ぶ。
ぶらぶらしてみると、これが楽しい!
エメラルドにも石それぞれに個性があって、産地ならではのおもしろい商品も。
石が混じった3色のエメラルド(写真一番上)、ほしいなぁ。
色が濃いものが高いらしく、
高いのは3ミリくらいで200ドルからする。
さーて、Gさんも行くといっていた黄金博物館のほうにでも行ってみるか。
ちなみにわたしは、博物館はあまり得意ではない。ついでに美術の見方もあまりわからないので美術館も。ついでについでに教会の中なんかも12秒で「ハイ、異常なし!」とパトロールを終える。
遺跡もね。
しかしスーパーは違う。バスで1時間かけて行って、3時間堪能する。(今日のスーパー↑とかね)
やっぱり、今そこに住んでる人の生活が垣間見られるし、買って試してみることができるんだもの。
あと、旅では自炊も好きだねー。
・・・旅に出なくても、スーパー行ったり自炊できるじゃん。
まぁ、そんなことはどうでもいい。
黄金博物館(決して入らないけど。金ってそんなに興味がない。)の近所のお土産広場をひやかす。
おねえさんがチラシを配っていたので。
ほしいものがいっぱいだなぁ。
でも、買わない。荷物になるし・・・。
明日まで待ってみて、まだほしかったら考えよう。
また道をぶらぶら。
あ、あの路地の奥に、ポップな絵がある。
うわぁ!
か、
かわいすぎる・・・。
誰もいないのをいいことに写真を撮っていると、その路地で工事をしていたおっちゃんが、
「この絵はいいだろ」とかなんとか、スペイン語で話してくる。
「お前はスペイン語がポキート(少し)なのか、待て、英語をしゃべれる人を呼んでくる!」
「あ、別にそこまで、いいんですけど・・・」
おっちゃんは奥からスーツ姿のおじさんを呼んできてくれた。
スーツのおじさんは、絵の作者について、や、絵の裏側にも、絵が描かれてあることなど丁寧に説明してくれた。
そして、彼は元「M菱」の関連会社に働いてて、日本には何度も行ったことがあるという。
いまは、さっき私が冷やかしたお土産やさんマーケットで統括マネージャーをしている、という。
そんなわけで、またまた彼の案内で、くわしくマーケットを見せてもらった。
とてもセンスがいいお土産やさんで、ほしいものがいっぱい・・・。
貝殻を透明な樹脂で固めたお皿、70ドルくらい。
ジャングルの植物を細い繊維にして編み上げたつぼ。
竹の彫り物の壁掛け。
波の音がする巨大な竹の楽器。
豚の尻尾を引っ張るとブギー!と音がする楽器。
色が違う木材を集めた皿たち。
そして、おじさんと、奥さんがやっているこのマーケットの事務所で名刺をもらって、いろいろ話した。
きょう、筆とインクを買ったので、「もしここで日本語書きをするなら、お金はかかりますか?」と訊いてみた。
おじさんは少し考えて
「ここは、外国人がコロンビアの物を求めてくるところだから、どうかなぁ。お昼のアフターコーヒーの時間だったら、この界隈のオフィズビルからビジネスマンたちがやってくるから、その時間にやってみれば?明日にでも。」
うわー!じゃあ、やってみます。
で、場所は?
私は、地べたに座って、という感じを想像していたのだが、そういう場所ではないので、コーヒーを飲んでるお客さんに直接話しかけて、というふうになりそうだ。
うわぁ、勇気がない・・・。
階下のコーヒーショップで、カプチーノと、チーズ入り「ゆか芋」のもちもちパン「クロカンテ」と、チーズ入りの丸い、少ししょっぱいパン「アルモハワナ(パン・デ・ボノともいう)」をいただく。
ボゴタのどこにでもあるこの組み合わせ。
この店では冷えたパンでも温めて出してくれるので、ひときわおいしい。
ここで一緒に働いている奥さんも合流して、いろいろ私の旅や、彼らのダイビングやゴルフの楽しみなどについて話した。
こういうとき、私の英語やスペイン語の至らなさを痛感する。
もっと、思ったことが上手に、すぐに表現できるようになろうと思う。
「じゃ、僕はちょっと出なきゃいけないから、あとは奥さんと話してね。」
奥さんは「じゃ、早速やってみる?」
え?何を?
そうだ。さっき事務所で話した日本語書きを、いまからやってみようというのだ。
おくさんが、知り合いに聞いてみてくれる。
まずは琥珀屋さん。
「名前じゃなくて、ここに日本語でAmber と書いてくれよ。」
しまった、琥珀という字を思いだせない・・・。
珀は何とかわかるが、琥という字が出てこなかったので、しかたなく、ひらがなで書く。
すまん、おじさん!
(ホテルに帰ってからすぐ思い出した、時すでに遅し。)
それからどんどん、奥さんが仲間に掛け合ってくれ、わたしが筆で名前を漢字で書いていく。
ドキドキ!
初めての海外での仕事(大げさ)!
意味を英語やスペイン語で説明しながら。奥さんが通訳してくれる。
私は「ムイ、ビエン!とてもいい名前ですよ。」と締めくくる。
そんなにいい漢字でなくても、そう締めくくる。
気持ち良くなってもらうのが大事だからね。
というわけで、お店の閉店の7時まで、今夜の宿代分くらい稼いでしまった。
おくさん、おじさん、ありがとう・・・。
明日は、自分で営業しなければならない。ああ、勇気が・・・。
スーパーに出かけたことから始まった、わらしべ長者のような一日でした。
一人でベネズエラうろうろするのはなんだか怖いので。。
「うん、ベネズエラは2人くらいで荷物のチェックをし合ったほうがいいよ」
というアドバイスをもらったし。
で、Gさんは夜行バスでやってきた。
夕方からコーヒーを飲みにいく。
宿の女性スタッフにおいしい店を訊く。
「この2クアドラ向こうに一軒、その4クアドラ向こうにもう一軒あるわよ。」
もう歩きなれたヒメネス通りを下る。
「ええっとGさん、2クアドラでしたっけ。」
「クアドラって何?」
「クアドラは、ブロックですよ。」
「くまさん、スペイン語しゃべってるじゃない。」
「あ、そうですね、Gさんにスペイン語教えちゃった!」
くまさんほどスペイン語が上達しない人は見たことがない、といわせた私である。
そう、めざましい上達ぶりなのである!!
「いや、前があまりにもひどかっただけだよ。」
あ、そう。
近いほうの店でGさんはカフェネグロ(ネグロは黒いという意味なので、つまりブラックコーヒー。私はカフェ・コン・レチェ。コンはwith、レチェはミルク、つまりミルクコーヒー。
あ、もう夕方なのにコーヒー飲んじゃった。今晩は眠らなくなるなぁ。
(案の定、夜中2時半に目が覚め、それ以降ずっと起きていた。)
Gさんは、世界各国を民族を求めて回り、その手工芸品を集めている。
民族ヲタだ。
この前も、エクアドルの奥地のアマゾンの民族を訪ね、民家に一泊して交流をしてきたそうで、お乳丸出しのおばさんの写真や、裏山に棲んでるというナマケモノの写真などを見せてもらいながら話を聞かせてもらった。
似たようなルートで旅をしていても、感性や趣向が違うと、まったく違うものになる。
Gさんの視点は面白いなぁ。
7時までやっているという美術館に行く。
私はここに1週間いるので、道案内役だ。
ボテロというコロンビア出身の画家は、ふくよかな女性を描くので有名だ。
このボテロの美術館は、通りに面しているし、入場は無料だから、通りすがりにすっと入れる。
ピカソ、モネなどもあり、なんとフラッシュを使わなければ撮影は自由。
絵の中の女性をみていたら、私ってガリガリじゃん!と10kg太ったのに、自信が出てくる。
ほーら、ガリガリ!
夜は得意の赤カブを使って、パスタをGさんとシェア飯。
翌日はGさんは塩の教会やブラジル大使館などに用があるというので朝早くから出て行った。
わたしはもう、このボゴタで見るものはないし、体調的にも、寝てすごそうかなぁ(3時間ほどしか昨夜寝てない)、と思ったが、ちょっと気になるスーパーが新市街にあったので、出かけることにした。
寝て過ごせは、あっという間に一日が終わってしまうが、一歩外に出ると、かならず何かに出会える。
道という字を変換すると、未知って出てきた。
まだ知らないことに、たくさん出会えるから、きょうも靴を履いて、お尻をあげよう!
トランスミレニオという小奇麗な市内バスで新市街へは、およそ50分。
トランスミレニオのバス停は透明な囲い。1回1300ペソ、70円くらい。
新市街行きは今朝なかなか来ず、囲いの中で30分待った。
でっかいスーパー!
ここで、ふと、筆が目に入った。日本語書き露店のSさんが使っているインクもある。筆ペンはないけど。
よっしゃ、これからまだ少し旅の時間があるし、チャンスがあったらわたしも日本語のバイトやってみるか。
筆とインク、紙でおよそ9000ペソ、500円くらい。
そのほか、これからの国では高くなりそうな日焼け止めや下着(安くて割と品が良かった!日本で使う用も買っとこう。)など70000ペソ3500円くらい購入。
用も買っとこう)で合計購入金額は70000ペソ、3500円。
でも、なんとここは税金が16%かかり、81000ペソになった。おいおい@@!
さーて、またバスで40分かけて戻ってきた旧市街。
目に付いたのはエメラルドトレードセンター。
そう、コロンビアはエメラルドの産地として有名なのだ。
ボゴタのヒメネス通りでは、朝からおじさんたちが道端でエメラルドを売買している。
トレードセンターは3階建てのビルで、エメラルドなどの宝石の小売店が並ぶ。
ぶらぶらしてみると、これが楽しい!
エメラルドにも石それぞれに個性があって、産地ならではのおもしろい商品も。
石が混じった3色のエメラルド(写真一番上)、ほしいなぁ。
色が濃いものが高いらしく、
高いのは3ミリくらいで200ドルからする。
さーて、Gさんも行くといっていた黄金博物館のほうにでも行ってみるか。
ちなみにわたしは、博物館はあまり得意ではない。ついでに美術の見方もあまりわからないので美術館も。ついでについでに教会の中なんかも12秒で「ハイ、異常なし!」とパトロールを終える。
遺跡もね。
しかしスーパーは違う。バスで1時間かけて行って、3時間堪能する。(今日のスーパー↑とかね)
やっぱり、今そこに住んでる人の生活が垣間見られるし、買って試してみることができるんだもの。
あと、旅では自炊も好きだねー。
・・・旅に出なくても、スーパー行ったり自炊できるじゃん。
まぁ、そんなことはどうでもいい。
黄金博物館(決して入らないけど。金ってそんなに興味がない。)の近所のお土産広場をひやかす。
おねえさんがチラシを配っていたので。
ほしいものがいっぱいだなぁ。
でも、買わない。荷物になるし・・・。
明日まで待ってみて、まだほしかったら考えよう。
また道をぶらぶら。
あ、あの路地の奥に、ポップな絵がある。
うわぁ!
か、
かわいすぎる・・・。
誰もいないのをいいことに写真を撮っていると、その路地で工事をしていたおっちゃんが、
「この絵はいいだろ」とかなんとか、スペイン語で話してくる。
「お前はスペイン語がポキート(少し)なのか、待て、英語をしゃべれる人を呼んでくる!」
「あ、別にそこまで、いいんですけど・・・」
おっちゃんは奥からスーツ姿のおじさんを呼んできてくれた。
スーツのおじさんは、絵の作者について、や、絵の裏側にも、絵が描かれてあることなど丁寧に説明してくれた。
そして、彼は元「M菱」の関連会社に働いてて、日本には何度も行ったことがあるという。
いまは、さっき私が冷やかしたお土産やさんマーケットで統括マネージャーをしている、という。
そんなわけで、またまた彼の案内で、くわしくマーケットを見せてもらった。
とてもセンスがいいお土産やさんで、ほしいものがいっぱい・・・。
貝殻を透明な樹脂で固めたお皿、70ドルくらい。
ジャングルの植物を細い繊維にして編み上げたつぼ。
竹の彫り物の壁掛け。
波の音がする巨大な竹の楽器。
豚の尻尾を引っ張るとブギー!と音がする楽器。
色が違う木材を集めた皿たち。
そして、おじさんと、奥さんがやっているこのマーケットの事務所で名刺をもらって、いろいろ話した。
きょう、筆とインクを買ったので、「もしここで日本語書きをするなら、お金はかかりますか?」と訊いてみた。
おじさんは少し考えて
「ここは、外国人がコロンビアの物を求めてくるところだから、どうかなぁ。お昼のアフターコーヒーの時間だったら、この界隈のオフィズビルからビジネスマンたちがやってくるから、その時間にやってみれば?明日にでも。」
うわー!じゃあ、やってみます。
で、場所は?
私は、地べたに座って、という感じを想像していたのだが、そういう場所ではないので、コーヒーを飲んでるお客さんに直接話しかけて、というふうになりそうだ。
うわぁ、勇気がない・・・。
階下のコーヒーショップで、カプチーノと、チーズ入り「ゆか芋」のもちもちパン「クロカンテ」と、チーズ入りの丸い、少ししょっぱいパン「アルモハワナ(パン・デ・ボノともいう)」をいただく。
ボゴタのどこにでもあるこの組み合わせ。
この店では冷えたパンでも温めて出してくれるので、ひときわおいしい。
ここで一緒に働いている奥さんも合流して、いろいろ私の旅や、彼らのダイビングやゴルフの楽しみなどについて話した。
こういうとき、私の英語やスペイン語の至らなさを痛感する。
もっと、思ったことが上手に、すぐに表現できるようになろうと思う。
「じゃ、僕はちょっと出なきゃいけないから、あとは奥さんと話してね。」
奥さんは「じゃ、早速やってみる?」
え?何を?
そうだ。さっき事務所で話した日本語書きを、いまからやってみようというのだ。
おくさんが、知り合いに聞いてみてくれる。
まずは琥珀屋さん。
「名前じゃなくて、ここに日本語でAmber と書いてくれよ。」
しまった、琥珀という字を思いだせない・・・。
珀は何とかわかるが、琥という字が出てこなかったので、しかたなく、ひらがなで書く。
すまん、おじさん!
(ホテルに帰ってからすぐ思い出した、時すでに遅し。)
それからどんどん、奥さんが仲間に掛け合ってくれ、わたしが筆で名前を漢字で書いていく。
ドキドキ!
初めての海外での仕事(大げさ)!
意味を英語やスペイン語で説明しながら。奥さんが通訳してくれる。
私は「ムイ、ビエン!とてもいい名前ですよ。」と締めくくる。
そんなにいい漢字でなくても、そう締めくくる。
気持ち良くなってもらうのが大事だからね。
というわけで、お店の閉店の7時まで、今夜の宿代分くらい稼いでしまった。
おくさん、おじさん、ありがとう・・・。
明日は、自分で営業しなければならない。ああ、勇気が・・・。
スーパーに出かけたことから始まった、わらしべ長者のような一日でした。
by kumaf3 | 2007-04-19 01:09 | 南米編