ボリビア入り!
豪雨はエルニーニョ現象による影響とみられ、約3カ月続いている。過去25年で最悪の水害だという。
ロイター通信によると、アマゾン川流域で低地が広がるベニ県は特に被害が深刻で、県庁所在地のトリニダーが洪水で孤立状態にある。今後も悪天候が予想されており、スアレス知事は「堤防が決壊すれば、絶望的な状況に陥るだろう」と地元メディアに語った。
同国農業の中心地、東部サンタクルス県でも約20万ヘクタールの農地が洪水の被害を受けた。
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そんなこんなで、深刻な被害のボリビアです。
先にサンタクルス入りしていた旅仲間から、スクレまで飛行機で飛んだ、という情報が入ったので、サンパウロから飛行機でボリビアのサンタクルスに入り、その空港ですぐ、あすのスクレ行きチケットを手配。50ドルだから、何日もかかって悪路を行くよりいいよね。
その夜に飛んでもよかったのだが、もう飛行機はないとのことで、サンタクルス市内で宿さがし。
サンタクルス、暑いです。
ムン(鼻の穴を思いっきりふくらませて発音して下さい、そんな感じの暑さ。)!
目指す日系人経営の宿にはなかなかたどりつけず、いろんな現地人のお世話になった。
言葉も分からないまま、マイクロバスを2回乗り換え、もう真暗になった。
すみません、
ホテル ナランハはどこですか?
そのおじさんは周りの人に聞いてくれ、英語はしゃべれるのか?と。
ええ、ええ、しゃべれますとも!(スペイン語よりは。)!
この先だから、よかったら僕の車で乗せていってあげるよ。
ええーー??
どうしよう。何だかおっきくて強そうなおじさんだから、ちょっと恐いかも。
歩きます! 歩いたらどれくらいですか ?
うーん、25分くらいかな。
よかったら、車に乗せてください(土下座)。
もう、バックパック背負って25ふん歩く余裕はないよぉ。1時間くらい宿探ししてるし。
おじさんはいい人である、という50%の確率に賭けよう!
おじさんはパック入りのアイスクリームの支払いを済ませ、私を車に乗せてくれた。
ホテル ナランハはどっちだい?
と車を止めて街の人に聞きながら、一緒に探してくれる。
おじさんは弁護士でいまから女友達のところに行くそうだ。
君の行くホテルではだれか待っているのかい?
はい、5人ほど日本人の友達が待っています(ホントは誰も待ってない)!
男かい女かい?
りょ、両方です。
ホテルはバスターミナルの近くなのだが、なかなか見つからない。
だいじょうぶだよ、すぐ見つかる。心配いらないよ。
いや'あ、心配なのはおじさんのアイスクリームが溶けてしまうことですよお。
それは大丈夫だよ。
おじさんはアイスクリームが溶けているだろうに、車で辺をぐるぐる回り、ようやく探し当ててくれた。
ありがとうございました!!ここです、ここ!
十分お礼を言うと、おじさんは喜んで車を走らせていった。
なんだか、ボリビアもいい人が多いなぁ。
サンタクルスの街は、全く雨の被害はないような感じで動いている。
なかなかきれいだけど、とても安い300円くらいの宿に一泊し、翌朝は5時半おきで、スクレに。
うわぁ!!エアコンが効いてるみたい!!
夢にまで見たこのすずしさ、恋しかったよおーーー(涙)!!
ミニバスで街の中心まで行き、宿探し1時間。
ここは海抜2700mの高地なので、いきなり激しい運動はしてはいけない、と思いつつも、遠くの宿まで訪ねてみた。
結局中心部の35ボリ(5ドルくらい)のきれいな宿にする。
ひるまっから、爆睡4時間。(高山病の恐れがある時はあまり寝ない方がよい)
目が覚めて街をうろうろしていると、目の前に、懐かしい顔が!
Gさん!!!
なんでここにいるの!?
先にボリビア入りしていて、ほかの街にいると聞いていた旅仲間が、目の前に。
先日、ボリビアの状況どうですか!?とメールしたばかりだ。
俺も今、くまちゃんにメールしたばかりだよォ。
そんなわけで、この先2、3日のルートが一緒なので、同行することにしました!
市場のフレッシュジュースやさん。
by kumaf3 | 2007-02-25 09:09 | 南米編