サモアのウプロウ島の南で泊まってきました。
ドイツ人カップルの車に便乗して、ドライブに。ドイツ人の彼はギャグ連発。
クルマとまったくすれ違わない道を、曇り空の中走る。。。
最初に着いたのは "PIURA の洞窟プール"
ダレもいない。。。
枯れ葉が浮いた海端の池。
昔、王様のプールだったそうだ。
奥のほうは洞窟になっている。
ドイツ人の彼"トーマス"が泳ぎ始めた。
大丈夫そうだったので、ワタシも泳いでみる。
「つめたーぃ!」
洞窟のほうに向かって泳いで行こうとするが、こ、こ、こわい・・・・
足は着かないし、、、、
水は薄い紺色
黒い小魚が泳いでいる。
底からは気泡が上がってくるのが見える。
水がとても冷たくて、とっとと上がった。
彼らのガイドブック "lonely planett" には『サモアのハイライト』と書いてある。
みんなで大笑い。
さらに車をはしらせる。
陸の孤島ともいえる"秘境"の村に入った
彼ら(現地人)の先祖の墓は家の前にでーんとある。
ここの人たちの平均年収は1万円くらいだそうだ。
彼らはお金があってもいいけど、無くてもいい。
あまり興味がないらしい。
木の根っこを食べ、バナナを食べ、ココナッツを食べて、昼から寝て、夜も寝る。
"トーマス"と"ペギー"(彼女)に聞いてみた。
「彼らは幸せなんだろうか・・・?」
「何も知らないときはいいけど、もっといい暮らしを求めて、最近はニュージーランドに行く若い人がふえている。」そうだ。
開発途上の村々を回りながら、いろいろ話した。
彼らも"世界1周中"とのこと。
アフリカでは現地の人が白人を珍しがって、触ってくるらしい。
このサモアで行った "savaii island"(サバイイ島)では大変な思いをしたそうだ。
夕食がついているのだが、ある日の夕食は缶詰のスパゲッティだけ。(しかも「冷たい」)
また、ある日の夕食は『マヨネーズ味のスパゲッティとライス』
・・・・どっちが オ カ ズ なんだ?
"世界" をまわってみての感想も聞いてみた。
「世界の国々はいろんな問題を抱えている。
オーストラリアはアボリジニ、ニュージーランドはマウリ族。
原住民は隔離され、差別されている。南太平洋の島々はヨーロッパに居るとき、カタログを見る限りでは天国に見えた。が、来てみると貧乏だし、不便だし、汚い。旅行をするまでは知らなかったことばかりだ。」と。
あまりにしゃべり続けたので、少し車に酔ってしまった。
お昼過ぎ、私は "Viegin Cove Resort" という宿で降ろしてもらった。
(いままで出会った旅人がみんな「よかった」と推薦してるので泊まってみることにした。)
彼らには少し、レンタカー代を渡す。
「今度、必ずドイツにも来てね。」ということで、メールアドレスを交換した。
宿は"Fale"と言っても、すっかり慣れた椰子の葉っぱでできた小屋。
ここは道路からも離れていて、静か。
海まで歩いて「25歩」である。
聞こえるのは波の音と、鳥の鳴き声、時に通る人の足音。
とてもリラックスできる。
何度も「あ~~、リラックスできる~!」と感じることができた。
食事のとき以外は。。。。
そう、、、昼食と夕食がついているのだか、みんな同じ時間に食堂でとる。
周りはカップルばっかり!!
しかも、みんな流暢な英語で話すのでなかなか参加しにくい。
それでも、なんとか話をするが・・・・・つかれるなぁ~。
ご飯は1プレートだが、野菜もたっぷりでおいしい!!
この宿は満足だ!
トイレを除いて。。。。(ボッチャン式!"大"の方はどうも遠慮してしまいます。)
部屋にはランプがライトの代わりにある。
海の音に包まれて、夜10時頃眠りについた。
最近、夜に余計なものを食べないし、早く寝るので痩せたかも!!
明け方4時頃、雷雨で目を覚ます。
ピチャン・・・、ピチャン・・・・、ピチャン・・・・・・・
雨漏りだ~~~~
by kumaf3 | 2006-05-12 07:28 | 南太平洋の島めぐり編