イラン大使館・・・
出発前にとっておかないと、旅先ではなかなか日数がかかるし難航するらしいので、これは出発する前に取っておかなければ!
インドビザも取りたいので、急がねば。それぞれ本物のパスポートを郵送しなければならないから・・・。
先日、イラン大使館のサイトを検索して、ビザの取得方法を調べた。
いるのはパスポート、お金を振り込んだ領収書、申込書である。
なんだ~、けっこう簡単じゃないか。
同じ方法で、このゴールデンウィークにイランに行く男性の旅の友人が取ったというし。
先日、出かけた際に銀行が通りすがりにあったので、ビザ代金=7500円を東京三菱UFJ銀行に振込んだ。この領収書を送付するのである。
でも、まだ行く日程が確定してないので、申請しないでいた。
で、「そろそろ、本格的に申請しないとナ~、でも、本当に女性一人でもビザが取れるのかな?」とイラン大使館に直接電話をしてみた。
「○△※♪・・・・・」
は?なんじゃ?なんか聴いたことのナイ言葉が・・・アラビア語か!?
そういえば、去年ブラジル領事館に電話したときも、いきなりポルトガル語で留守電が吹き込まれてたよなぁ。
アラビア語につづいて、日本語で音声案内。
「ビザについての御用の方は、内線番号95番を押してください」
95、と。
すると日本人と思われる男の人が出た。
「あの、ビザに関する・・・」
最後まで言い終えてないのに、「お待ちください」と言って電話を回された。
「※△●○■・・・・・・」
ん?これは?・・・生のイラン人だ!
ええい、日本語で聞いてまえ!
「もしもし、ビザについて伺いたいんですけど・・・・女性一人でも、ビザは郵送で申請できますか?」
「個人ノ申請ハシテイマセン。」
でもホームページで申請方法が書いてあったんですけど。
「アレワ古イ。イマ違イマス。団体ノツアージャナイト、イラン、ハイレマセン」
は~、そうですか。古いんですか・・・(ヤレヤレ)。
じゃ、ついでに訊いてやれ!
「あの~、女性一人ではビザがとれないのは、どうしてですか?」
「ソレハ大使館法律デ決マリデス。」
いや~、なんだか取りつく島もない。
「あの~、もうお金を振り込んだんですけど、返してもらえるんですか。」
「ドウシテ大使館二キカナイデ、フリコムノ。 常識ナイネ。」
はぁ、ないですとも、ないですとも。
でもね、ホームページには取れそうなこと書いてあったんですよ。
友達は取れてたし・・・。
(↓ご参考 イラン領事館のビザ関係のページ。これみたら、取れるもんだと思うわな?)
http://www.iranembassyjp.com/visalega.htm
「お金は返ってこないんですか?
「オ金ハ経理部デス。担当ハWサント、イイマス。オンナノヒト。担当トハナシテクダサイ。」
わかりました。では電話、換わってもらえますか?
「イマ、Wサン、旅行中。2週間後カエッテクル。」
え?2週間後っていつですか?
「ワカリマセン。」
じゃあ、FAXを送るので、渡してもらえますか?
「直接電話シテクダサイ。」
はぁ~。わかりました。。。なんだか難航しそうだなぁ。
ま、明日、イランビザ代行してくれるところに依頼してみようっと。行く時期、確定してないけどね・・・(汗)。
それはそうと、今日は、英会話学校の仲間でレッスンが終わったあと、食事会に行きました。
いま、春休みなので、学生さんや、卒業したばかりのフレッシュマンがいる。
といっても、みんなの進路はいろいろだ。
4月からアメリカのマサチューセッツ工科大学にいく学生さん。
数学が好きで、あちらの大学、大学院に進み、ゆくゆくは出来ればあちらで就職したいそうだ。
オーストラリアのクックなんとか大学の大学院に海洋生物学の勉強に行く人。「何の研究をしているのか」と訊くと、「養殖の研究をしていて、ヒラメにどんな餌を与えたらどんな肉になるのか、とか。大学では50匹の稚魚を飼って、研究していました」とのこと。松山に帰ってきたら、餌の会社などに勤めるか、研究職に就きたいそうだ。
彼は、TOEFLの試験を大阪まで4回、受けに入ったそうだ。
行きは船で、帰りは長距離バスで。
2年間かけて、直接学校とメールのやり取りをして、入学を取り付けたそうだ。
大学でバスケットボールを頑張り、4月からはニュージーランドの学校でスポーツインストラクターになるために勉強する、という人。
「英語の上達に近道は無いッスよね。え?単語の覚え方?う~ん、その単語がどういうときに使えるのか、考えて覚えるんです。英語のニュースとか聴いてて、ふとその単語がでてきたりすると、アッ!とか思ったりして。だんだん覚えていくんです。繰り返し、ですよ。」
いままで、老人介護の仕事をしていたけど、収入で納得がいかなくて退職し、勉強し資格を取ろうとしている人。
人生の旅立ちを迎える人、自分で切り開いている人、夢を持った人ばかりだ。
(夢を持ったヤングたち↓)
彼らと、「店で一番安いしゃぶしゃぶ食べ放題」をつつきながら、バカ話をする。
そしてもちろん、まじめな話も。
どうしてその進路を選んだのか?入学が決まるまで、どんな苦労があったか?
まえむきな人の話はどれも、興味深い。
そして、夢に向かって努力している。
いろんな高い壁を、自力で越えてきている。
わたしは英語をちゃんと喋れるようになりたいが、「めちゃめちゃ努力した」ことがない。
出来なくて当然だ・・・。
私にもできるだろうか、「めちゃめちゃ努力する」ことが。
こうやって怯んでいること自体、弱気なんだよなぁ。
食事が終わった後、みんな自転車や徒歩で三々五々となった。
「リハビリ関係に就きたい」と頑張る男の子は、帰りに「全国病院ベスト100」を探しにコンビニに寄った。
夢を持つものは、24時間、頭のなかにそれがあるのだ。
英会話に通うと、夢をもった個性的な人にたくさん出会えますよ。おススメです。
(若さを彼らからチューチュー吸い取っているワタシでした。)
by kumaf3 | 2006-03-28 01:09 | 旅の準備など