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カテゴリ:2008夏 大分・阿蘇( 3 )

 

来ればわかる!?


ご注意:このお話は、2回から始まっています。ぜひ最初から見てくださいまし。

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来ればわかる!?


何がわかるんだ!?


「来ればわかる」なんて、自信のあるものの言い方。

訪れた者を必ず納得させる、驚嘆させる何かがある、というのだ。


毛筆の太さに、どっしりと確信めいたものを感じる。

世界をパトロールしてきた巡査としては、








行ってみねばなるまい。





クマ巡査の「出動っ!」の声が低く、強く、パトロールカー内に響く。













ちなみに軽自動車である。







パトロールカーは山のほうに入っていく。




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分かれ道ごとに「来ればわかる」の看板。








この看板に引き寄せられて、これまでワレワレのような一般市民、いや、パトロール隊がどれだけこの山に分け入ったのだろう。



あなただったら、行く?








おっと、また看板。



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どんどん山に入っていき、里になった。


もう10分ほど走っている。このままの道でいいのだろうか。


このまま行けば、かの地へいけるのだろうか。。。。








タバコ?桑?最近見なくなった大きな葉っぱの植物が一面に栽培されている山里。


こんなところのいったいどこに「来ればわかる」が存在するのだろうか・・・。




ビニールハウスで作業している人がいる。



キキ~ッ!




「すみません。こういうものですが(黒い手帳)。



このあたりに 来ればわかる って、ありますかねぇ?」




「あ~っ・・・と・・・・。」



青年は汗をぬぐいながら、



「このまままっすぐ行ってですね、橋がありますから渡って、また走って、看板がまたたくさん出てますから、それにしたがっていくとあります。」


青年は「来ればわかる」について尋ねたことを不審に思う様子もなく、普通に道を教えてくれる。



このあたりでは「来ればわかる」は当たり前に存在する場所なのだろうか。




「ありがとう。」




青年の言うとおり橋があり、渡るとまたあちこちに看板があった。




「来ればわかる こちら→」






・・・どうやら到着したらしい。








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                    ん?
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by kumaf3 | 2008-07-25 10:11 | 2008夏 大分・阿蘇  

吉四六ランド~来ればわかる!?

ご注意 : このお話は、もう一話から始まっています。


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夢の遊園地「吉四六ランド」とは、どこにあるのだろう。


市民の平和を守るために涼しい高原に向かってパトロールをしているクマ巡査としては、このナゾを解明しないではいられない。



見えてきたのは、わらぶきの屋根の古びた一軒家。

障子は開け放たれ、畳にたくさんの白い座布団が敷いてあり、柱のところにもたれて、向こうを向いて誰かが座っていた。

どうやら眠っているようだ。


「すみませ~ん。」

「あ、はひ・・・!?」


おじさんは振り向いた。


うわぁ!!!


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              セルフ吉四六メイク!!




あ~ビックリした。




「あの~、ここは・・・?」



「ふんがふふ、寝よった。気持ちよう寝よった。。。あ、ここ?

ここは吉四六さんの話をするところじゃ。」






「おじさんが話をしてくれるんですか。」


「そう。毎週土日にな。」






「へぇ~、それはおいくらですか?」


「タダじゃ。」





それなら、と、畳に上がらせてもらい、おじさんはつづらを机に、メモ書きを見ながら吉四六話を始めた。




毒マムシの見分け方の話、武士をギャフンといわせた話・・・。

おじさんは放っておくと、ず~っとお喋りしてくれそう。






「吉四六さんのモデルとなった人は、このあたりの農民じゃった。

たいそう頭のいい人で、「賢くありたい」という一般農民の憧れじゃった。





それが言い伝えられたのじゃ。

柳田國男という民俗学者が全国行脚の折にここを訪れて、吉四六話を学会に発表した。

すると全国的に有名になった。


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昔は教科書にも載っておったが、土曜日を休みにする、という制度を導入する折に吉四六話は削られてしもうた。



いまは核家族化が進んで、おじいさんおばあさんが孫に話を聞かせる、ということも少なくなってしもうた。


誰かが語り継がんといけん。


わたしは、数年前にNPOを設立して、この語り部の活動を始めたんじゃ。」





毎週土曜・日曜には顔にメイクをし、ここで日がなお客さんを待つ。


一人も来ない日もあるという。



そんな地道な活動を、もう6年も続けているそうだ。





「で、吉四六ランド、というのは・・・?」



「吉四六ランドとは、このグラウンドのことじゃ。」





グラウンドのことだよ、グラウンドのこと!!


(誰だ、観覧車や駄菓子屋のテーマパークを想像してたのは。)



おじさんがいれば十分じゃないか。




30分ほど、このわら屋根の下でおじさんと過ごさせてもらった。



おじさんにお礼を言って、クマ巡査ご一行はまた、高千穂に車を走らせた。









キキ~~~ッ!! 


そのときだった。




ワレワレの目に一枚の看板が飛び込んできた。












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来ればわかる@@!?









何が!?
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by kumaf3 | 2008-07-23 20:31 | 2008夏 大分・阿蘇  

暑いので高いところを目指すの巻


高いところは涼しいのではないか!?

ということで、クマご一行様は近場でいける高いところを地図で探していた。

岡山のナントカ高原、山口の秋吉台、徳島の剣岳・・・。

九州は暑いだろうか。

どこがいいかな~。




これまでの経験で、どうも本州はリラックス感がない。

四国じゃ「旅してます」感に欠ける。


やっぱり九州?


九州は暑いぞ。


でも、高いところなら。



そう。世界をあるいたら、いくら赤道に近くても標高の高い都市は涼しかった。

アフリカでも中南米でも、高いところは寒いのだ!



九州の特別のリラックス感は捨てがたい。

九州の高いところに行けばいいのだ。




阿蘇。





阿蘇の高原はいいんじゃないの!?



そこで、阿蘇の安宿を調べ、予約した。

(またまだバックパッカーの経済観念は生きてます。)



で、出発~!



松山から四国の西の端「佐田岬」をひた走る。


2時間ほどで「三崎港」へ到着~。


いつもは閑散としている港なのだが・・・・





うわっ!!



車多い!!


バイクも多い!!

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みんなおんなじ考えなのね^^;




クマ様ご一行は予約をしてなかったため、一便見送る羽目に。早起きしたのになぁ。。。


でも、三崎町の海暮らしの素朴な街並みを散策していると、あっという間に時間はたった。



やっと搭乗~。

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青い海、風力発電の風車。天気は最高!


それにしても夏休みに入ったばかりで子供の多い船だった。


およそ70分で大分「佐賀関」に到着!


帰りの便は予約しておこうっと。佐賀関側で予約っと。


乗船申込書の見本が・・・ん?


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                   関アジ男!!





さすが九州!やっぱりラテン系。


楽しいわ~。



ここから、一路「高千穂」を目指す。


(あ、阿蘇はそのあと目指します)


神々の伝説が残る宮崎の高千穂、かねがね一度訪れてみたいと思っていた。

ほんの1ヶ月前から。


しかし、やたら好奇心が強く、少し走ってはどこかに寄り、走っては立ち寄り、で、全く進まない。




海辺でいっちょビデオを撮ろうと立ち寄ると、冬毛が邪魔になってる猫を見つけて散髪してみたり。


散髪していると、農作業帰りのおばあちゃんと話し込んだり。



いかんいかん、まだ着いたばかりなのに何十分タイムロスしとるのだ。


先へ進むぞ!!!





きき~~~~っ!!!!



むむ!?なんだこれは。


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危うく見逃すところだった。


一体「吉四六ランド」とは!






楽しそうな響きではないか。

たしか、小学校のとき、学級文庫に必ずあった「吉四六とんちばなし」。

(ご存じない方のために・・・吉四六で、きっちょむと読む。とんちが得意な男性の昔ばなし。え?簡単すぎる?)


さては、ウィットに飛んだ、楽しそうなランドなのでは!?


観覧車などの遊具や、昔の街並みを復元したコーナー、駄菓子屋さん・・・夢は膨らむ。



キュルキュルキュルキュル~~~~!!


クマ一行はすかさず急旋回し、キッチョムランドの看板に従い、山に入っていった。


ん?なにかグランドが見えてきた。





野球をしているぞ。


野球場のとなりにも、なにや広いグランドがある。


吉四六ランドはどこだ?キョロキョロ@@。


もう少し山を登ってみる。




・・・・だんだんさびしい道に・・・。



なんなんだ。どこにあるんだ吉四六ランド、夢の遊園地・・・。


仕方なく、さっきのグランドに降りてみる。


すると看板が。


「吉四六さんの語り部の家こちら→」


この広い敷地内で、「吉四六」という名前がある施設はどうらやここだけのようなので、とにかく行ってみることにする。
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by kumaf3 | 2008-07-23 12:30 | 2008夏 大分・阿蘇