雲仙普賢岳に行ってきた
イオウのにおいが好き。
臭いんだけど、新鮮なイオウの臭いはたまらん。
そこで、もくもくとイオウの臭いが立ち込めていそうな雲仙に行ってみることにした。
有明海をわたる船。 海風が心地いい・・・。
島原市の、日本最大級の道の駅には、雲仙普賢岳の噴火で土石流の被害を受けた家が保存されている。
ものすごい土石流だったんだなぁ。
2階も手が届きそう。。。
島原から雲仙までは国道57号線を30分ほど上がる。
うっ・・・イオウ臭が!!
最高にいい匂い!!!クンクン、スーハースーハー!!!(中毒患者)
新鮮なイオウの香りは夢見心地。。。
地獄を歩いたあと、近所の「駄菓子屋さん博物館」へ。
ここは、大正時代からお土産屋さん(駄菓子屋さん)をしているというおじさんが、コレクションを展示しているところ。
「ぜんぶお父さんのコレクションなんですか?」
ときくと、照れくさそうに「そうです」。
「いつの時代も子供のおもちゃはなくなりませんから。」とおじさん。
いつまでも続けてほしいなぁ。
今夜は立ち寄り湯「小地獄温泉」へ。
地元の人も「ここが一番にごってる」という、硫黄温泉!!まっしろ。
翌日は小浜町(おばまちょう)へ。
温泉せんべいを発見。
水は一切使わず、温泉水と小麦粉と砂糖でできている。
地元の人には、せんべい(200円)よりも、端っこ(200円)の方が人気だそうだ。
見学していると「はい、どうぞ」と焼き立てをもらってしまった。
パリパリで、あとを引く甘さ。。。。やめられん。
ウマすぎる・・・。
(このせんべいのせいで、2キロ太りました)
お土産用には包装をして、530円ほどで売られています。
製造元はたくさんあります。
つづいては小浜町名物「ちゃんぽん」の店へ。
長崎三大ちゃんぽんの一つといわれる「小浜ちゃんぽん」。
町内には18軒あり、それぞれ個性あるちゃんぽんがある。
「小浜ちゃんぽんマップ」もあちこちに置いてある。
わたしは町内のおじさんにきいたおいしいお店へGO!
「小浜一、濃厚なスープ」と言われているそうだが、あっさりしていて、おいしい!!
つづいては海のそばの温泉に。
さささっと、フナムシが逃げる。
すこ~しショッパい、ナトリウム塩化物泉。
橘湾を眺めながら、人が来ないので貸切の温泉を楽しんだ。
「ハァ~・・・」
もう秋とはいえ、まだまだ暑く、湯あがりは汗だく。。。。
時間もなくなってきたので、雲仙に向かう。
昨日も来たので温泉街はスルー。島原に下りようとするが「まてよ」。
雲仙普賢岳にきたのに、火山を満喫してない・・・・。
ここは引き返し「有料道路」へ入ってみる。
どんどん標高が高くなり、雲仙普賢岳が目の前に。
ここが16年前、噴火したのか・・・・。
そして、見下ろすと有明海と島原市。
おお、雲海じゃ・・・。
さらにロープウェイにも乗ってみた。
う~ん、神様がいる山だなぁ。。。とても神秘的。
しかし、だんだん雨雲がひろがってきた!
山を下りて、島原市街を見学。
お城があり、かつては武家屋敷が広がっていた。
この道を、お侍さんや馬が走っていたのだなぁ…。
(いまでも舗装が無く、馬車が行きかうエチオピアのアワサの街を思い出した)
ここには今でも人が住み、水路は生活必需品。
島原は水が豊富な街で、あちこちに湧水がある。
ペットボトルにたくさんいただいて帰った。
せんべいと温泉と普賢岳と、豊富な自然、水、人・・・。
いろんな魅力がある島原半島。
いかん、またせんべいが食べたくなってきた…。
by kumaf3 | 2008-09-20 00:31 | 日常のつぶやき