また改)ふたおい島でわたしも考えた。(最終回)


ふたおい島はいい天気。

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石州瓦の屋根には、あちこちにネットが張られている。


なんでだ?

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「あれは、台風のときに瓦が飛ばされないように。」

へぇ~~!!

魚を取る網の使い道は、いろいろだ。エミュの小屋にも猫よけ、鳥よけで使われているし。


さて、M氏の弟さん夫婦は、漁師見習いをしているタケちゃんと、その奥さんアヤちゃん25歳。

遊びたい盛りなのに、ふたおい島の両親と同居して(おじいちゃんも)、みんなで生活をしている。
漁師見習いのタケちゃんが炭火をおこし、奥さんのアヤちゃんがパン焼き器で生地を作って、ピザを焼いてくれた。

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サザエの入った「サザエピザ」。
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ピザ釜、その横にはバーベキュー台、そのさらに横には燻製の機器まである。
それらは手作りの小屋に並んでいる。

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小屋のしつらえも素敵・・・。

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その前の畑には、アヤちゃんがたくさんのハーブや、ピザ用の野菜などを植えている。

畑の横の一角にきゅうりや糸瓜などで屋根を作り、デッキにしたい、という。

自分で作ったアウトドアのデッキで食べる、釜から手作りしたピザ。



満足感は計り知れねえべ!!!




島の人たちは協力し合って、新しいものに取り組み、古いものを守る。


今いる場所で、与えられたもの、作ったもの、獲ったもの、採ったもので生活し、丁寧に生きる。


これって、最高に幸せな生活なんじゃないの???


私なんか「現状不満型」で、つねに「もっともっと」とか「いつかは」とか「ここじゃないところで」みたいな夢ばかり。

「今」に満足して、工夫したり、楽しもうとしなかった。


それじゃあ、いつまでたっても幸せなんかくるわけないよなぁ。





お昼は焼きあがったピザとビールで乾杯!!うっめぇ!!


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タケちゃん、アヤちゃん、ごちそうさまでした!!




さあて!午後からは釣りにでも行きますか!

「晩御飯のおかずは任せてください!」とドンと胸を打ち、

お母さんの農作業用日焼け防止ハットを借りて、アヤちゃんに連れて行ってもらう。

 
                         釣るど~!

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港でも十分の透明感。コバルトブルーの海に釣り糸をたらすが・・・狙ったアジはぜんぜんつれない。

そこに見えている小さなカワハギでさえ、釣れない。

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                  まだ釣れないの~?


「アジは回遊してるので、釣れないときは釣れない」というので、20分ほどで撤収。

あ~あ、夕ご飯の足しにもなりませんでした。しがない居候です。





しょうがないので、またまたM氏に散歩に連れて行ってもらう。


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M氏も通ったと言う小学校は、いまや生徒は1人。

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それでも、校長先生も担任の先生も、保健の先生も、給食の先生もいる。




島の裏側の日本海へ!

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ザッパ~ン!!

たどり着いたゴミも、韓国からだ。さすが日本海!

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緊急でもない特別番組「熊本フミのニコニコ日本海」Youtubeにて上映中(リンク)


「じゃ、灯台に登ろうか。」

「え?」

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イヤイヤ、ゼエゼエと灯台のある高台に登り、集落を一望。サイコー!!


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ここには昔、日本で初めて建てられた風力発電機があったそうな。




島をあちこち歩くと、おばあちゃん方が久しぶりに帰省したM氏に話しかける。

「おお、○○か、帰ってきとるか?」




・・・ホ?




「ホ」は、質問するときの「の?」のような使われ方をする、この地方の方言。


例文)

いつ帰ってきた

来るか?

これ、うまいか?

明日は船、でるか?



練習して、明日から使おう!



さて、みんなで軽トラに乗り、ヨモギを摘みに寄ったら、かわいいおばあちゃんに会った。

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「まぁ、愛媛から来たの?わしゃ、内子に行ったことがある」




農村体験型宿泊の研修として、内子町の「石畳の宿」に数人で泊まりに行ったそうだ。

そういえば、M氏のお母さんも「行った」といっていた。

「もう、すばらしくてねぇ、おもてなしの心というか、そこに在るものを使って。たとえば、金柑の生った枝で、箸置きにしてあったり・・・。もう一度行きたいくらい。」

「あ~、そうなんですか~。」

名前は知ってるけど、行ったことないなぁ。

最近、県外の人と知り合うと、逆に愛媛の名所を教えてもらうことが多い。


さてと、今日はアジも釣れなかったし、お父さんはタケくんが漁で釣って船のいけすに泳がせていた立派な「ヒラマサ」を刺身にして・・。

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それと、サザエコロッケ。

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これはお母さんがどなたかに教えてもらったそうで、サザエを牛蒡と煮て、ポテトを加え、あげるというもの。最高においしい・・・。

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いやぁ~今晩も、ビールがうまいねぇ!

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毎日が未明から始まり、夜は暗くなるとご飯を食べて早々に寝る、という、とても自然で健康的な生活だ。


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ご飯がうまいって最高!!(居候のくせに、朝からお代わりしてます)



人々は自分に合った労働をし、収穫し、近所の人とガハガハ笑いあって食事をする。

マスコミによって伝えられる無駄な情報なんて、必要ないのだ。

(実際住んでみると、いろいろ苦労は多いかもしれないが)


なんて気持ちのいい生活・・・。

それに引き換え自分は・・・。



島生活2日目にして、いろいろなことを考えてしまった。



さて、今日は午後の便で島を出る。


今朝はあさ6時起きで、ZIP-FMに生レポートを入れる。

携帯電話がつながらないので、お店の電話を借りて、無事終了。

早起きしてくれたM氏と、島を散歩。朝一番の渡船を見に行く。

「中学生になったら島を出て寮に入るので、土日で帰ってきてた子が、また出て行くんだよね。」

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う~ん、わたしも中学生からは家を出て暮らしていたので、気持ちはわかるなぁ。。


食堂「みなとや」に行くと、お母さんと、もう仕事に行ったアヤちゃんが昨日採ったヨモギでパンを作ってくれていた。

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バターやマーガリンを使わなくても、とってもおいしい!

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船を見送り、港を歩いているとおばあちゃんが黒いかごを海から引き上げている。


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「これは何ですか?」

「さざえじゃ。」

ふたおい島の名産はサザエ。稚貝からふたおいの海で育てているので、ふたおい育ちのサザエだ。

島の人たちは、食べる分だけ、海から上げる。


「ほれ、やる。もって帰れ。」

「あら~~!!ありがとうございます!こんなに!?」

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               いいのよいいのよ。



両手で抱えて港から1分の食堂に帰り、お母さんにサザエを見せると

「まぁ~、もろうたん!?これでサザエご飯しようね。」

お母さんは、カニ用スプーンのようなもので、生きたサザエをポイポイポイポイほじくり出す。

なんとも見事・・。


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ほじくったサザエを刻み、しょうゆを入れた米と一緒に炊くと、サザエご飯の出来上がり。

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今後、名物のサザエでいろいろなものができそうだ。


ちょっと、考えてみた。



ふたおい島名物・・・



サザエラーメン。



けっこうアリ?







ふたおい島名物・・・

サザエお好み焼き。


うまそう。





ふたおい名物・・・

サザエまんじゅう。


ん?甘いのか、しょっぱいのか?







つづいて、ふたおい名物・・・・

サザエかりんとう。







どう作るのか。










変わっては、ふたおい名物・・・・


サザエもち。





つぶつぶ感がサザエ。









サザエようかん。






サザエの身入り。













サザエアイス。



バニラと、ニョロニョロ部分をマーブル模様に。











サザエキャラメル。




一粒で水深15メートル。








キットカット(サザエ味)。







サザエパフで。











ポッキーサザエ。







サザエ殻でクリスピー感50%UP(自社比)











サザエシュー。







シューの影からサザエが見え隠れ。







サザエプリン。






カラメル部分はニョロニョロ部のニガミで大人の味。












サザエゼリー。






サザエエキスで精力増強。









サザエグミ。






甘い味のサザエもオツなもの。








つづいては、ふたおいドリンクの登場です↓



ふたおい名産、





サザエジュース。




(サザエ粒入り清涼飲料。)











スポーツドリンク↓


サザエウォーター。






カラダが欲しがるサザエ感。







その他、姉妹品として







サザエ枕。







サザエ殻入りで海の音が聴こえる。








サザエ美白クリーム






効果未定。






サザエハウス。






サザエ感を生かした家作り。














・・・ふたおい島婦人部の皆さん、いかがでしょうか(汗)。







お昼は、サザエご飯と、イカの刺身、イカ干し機で干した干しアジ&イカ。


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帰る船の時間が迫り、お母さんは「サザエご飯」とありあわせでお弁当まで作ってくださった。

ありがとうございますお母さん・・・。

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東京に住むM氏がどうして「ふたおい島に来い」と言うのか。

その魅力は、ズバリ「お母さん」なのだ。いつもニコニコして気分よく働き、料理上手。

魅力的だ。。。。

(本当にM氏のお母さん?)



荷物を持って港にいくと、よく顔を合わせたおばちゃんが。

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港には、奥の家にいつもいるおじいちゃんも、車で駆けつけてくれていた。

え?おじいちゃん、足腰がお悪いんじゃ?


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                    車の運転はバリバリよ!


小学校で給食係として研修しているアヤちゃんも「校長先生が見送りに行けというので」と、走って船にきてくれた。


船は港からだんだん離れる。

出航して少しして、また港を見てみると、小さく見えるお母さんとアヤちゃんが手を振ってくれていた。



「Mさん!お母さんがいるよ!ホラ、手振ってる!」



Mさんは照れくさいのかチラッと見るとすぐに、港が見えない側の椅子に座った。




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ふたおい島の皆さ~~~ん!!! 





ありがとうございました~~~~!!






・・・また行っていいですか~~?






(少しは働きますので・・・^^;)



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by kumaf3 | 2008-05-26 17:03 | 山口県・蓋井(ふたおい)島  

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