別府ジモティ

朝から「野菜炒めの納豆がけ」を自炊。

すると宿のスタッフM子さんがキッチンやってきて。

彼女は写真が好きで、ロンドンに留学すべく、お金をためているんだそうだ。

自分で出版した写真集を見せてくれた。

こんなところにいる日本人はもちろん旅好き、話していて面白い人が多い。



この宿は基本的に外国人用なので、いろんな国から来た人ばかり。



きょうはちなみに別府にある立命館アジア大学の入学式があり、世界45カ国から、合計およそ5000人が入学したそうだ。


少子化時代の大学の残る道はグローバル化かも。



さて、きょうもいい天気だ。

ほぼ満開の桜を見ながら、張り切って温泉巡り!


と、歩いていたら、猫に餌をやっているおばさん発見。

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猫好きのきもちはよ~~~く分かる。


ちょっと話して、お別れする。


まずは近所の市営温泉。駅前通の高等温泉の並。(ここは高等クラスもある)
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別府の温泉は概して、あちい!! 

源泉の温度は90度といわれている草津では耐えられたのに、別府の市営温泉の中には「足の裏」を漬けただけでギブアップしてしまう熱さの所がある。




漬かってみたはいいが、あんまりひりひり熱いので異様な顔をしていたのだろう、地元のおばちゃんが教えてくれた。

「そこはお湯の噴出し口があるから、熱いよ。


 51度くらいあるんじゃないの。」



おいおいおい、早く言ってくださいよ!危険ですから!!


市営温泉は基本的に市民のための温泉だから、部外者のわたしは「お邪魔します。」の気持ちを忘れてはいけない。

入るときには「こんにちは」が必須。


すると、いろいろ話が盛り上がったり、楽しいひと時になる。

別府の話や、身の上話。


地方の特産物も、いろんな手段で全国で手に入る時代。

地元の温泉で地元のおばちゃんと話す、という経験だけは、現場に行かないと味わえない。


きょうは、別府駅前からバスに乗って、湯気の立ち上る鉄輪(かんなわ)地区に出張入湯だ。


と、そのまえに、鉄輪温泉街よりさらに丘の上にある、「坊主地獄」近くの泥湯「神丘温泉」へ。


ここは、何をかくそう温泉ソムリエの私が腕にヨリをかけて昨日立ち読みしたガイドブックでたまたま見つけた秘湯である。


温泉とは思えない入り口。


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ガラガラっとあけると、食品雑貨がなだれのように陳列されている。

その奥に化石のようなおばちゃんが座っていた。

「泥湯は250円ね。」


なんだかアットホームな更衣室。

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            (首を左に傾けてください)

ここは「原爆センター」が近い。お湯は「原爆症に効く」、と表示してある。


温泉パワー、恐るべし。

(別府駅西口から2番バスに乗り「原爆センター前」で降りると、神丘温泉がすぐ。)

泥湯はこじんまりしているが、いつまででも入っていたい心地よさ。ベージュ色。


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ここでも、近所の常連さんにいろいろ教えてもらった。



さて、ここから歩いて鉄輪地区に降りる。坂の町なのだ。


鉄輪では、温泉祭りの踊りが行われていた。

市長さんも先頭で踊る。

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鉄輪地区あるいくつかの市営温泉をめぐりながら、名物の「地獄蒸し豚まん」を。

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う、うまい・・・!!

普通の豚まんを蒸気であっためただけでしょ、と思っていたが、味がいい。

名物だけのことはある。


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                 「蒸し足湯」中。



さあて、いつものように鉄輪東口のスーパー「マルショク」でお買い物。

路線バスで帰る。途中で降りて、海辺の公園でお弁当を。


はぁ~、ひとり旅マンキツ・・・。


キッチンで晩御飯を食べていると、UKウェールズから来たという女性2人組がベイクドポテトを作りにやってきた。

日本を一ヶ月かけて回っているんだそうだ。

次の目的地は愛媛。しかし、高知行きのアクセスがいい、という理由で宇和島のみの滞在らしい。

せっかくだから松山の道後温泉に行ってほしいなぁ。



夜はまた、ドミトリーの温泉に入る。

せまい浴場だが、先にUKからの女性が居た。

「熱くて入れない。お水を入れてもいい?」

「いいですよ!で、洗面器でかき混ぜたほうが・・・」と実演。

彼女はお湯を極限までぬるくし、やっと入れたようだ。


なんと、人生で2度目の温泉らしい。ククク、どきどきしている様子がかわいいなぁ。。。

浴槽に入る直前まで、体に巻いた大きなバスタオルを取らない。

取るときには、「取るから(あっちむいてて)。」



ロビーのパソコンスペースで、スタッフのM子さんと身の上話。

彼女は「人生の流れに乗る」タイプで、生き方の参考になる。

「わたしって中途半端で・・・」

え?私もですよ!

というか、わたしは体のどこを切っても

中途半端汁が出てくるくらいの

徹底した中途半端ぶり。

ついこの間も、自分のあまりの中途半端さに、

「このまま中途半端で人生終えてしまうのか・・・なんなんだか、この人生。」

とグッタリ落ち込んだ、落ち込みたてホヤホヤである。


ちなみに中途半端協同組合では課長補佐代理 として活躍している。


「何事にも遅いってことはないですよ」といってくれるが、M子ちゃん。


トホホのホ、なこともあるのだわ。


でも、やっぱりやりたいことはやってみたいから、「人生満喫コース」を選ぶんだろうなぁ。


あ~、なに言ってんだろ。





きょうは、た~~~~くさんの人と喋った。



旅に出た甲斐があったというもんだ。



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by kumaf3 | 2008-04-05 05:08 | 2008春、別府で湯治  

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