ローマの赤フンパッカー
日陰を歩く分には耐えられるけど、ひなたは腹が立つ位暑いよ。
夜、ベッドに寝転んで本を読んでいると、日本の夏のにおいがした。
明け方は寒いくらいなんだなぁ。
さて、夕べ読んだ本は、野田知佑の 旅へ。
今の宿で知り合った日本人旅人から、譲り受けた本だ。
これ、日本人の旅人がいたら渡していってほしい、と頼まれたんですけど、受け取ってくれますか?ということで。。
カヌー乗り放浪エッセイスト?として有名な野田さんだが、本を読んだことはなかった。
現在69才の彼の若かりしころの放浪記。
お上に飼い慣らされたいわゆる まっとうな大人になることを拒んだ生き方には、共感する部分がある。
さて、この本を持っていた旅人T氏は25歳にして青年実業家。
自営業ならある程度時間の自由もきくんで、旅にのめりこんでみようと思うんです、という。
彼はなんと、
腰バックパッカー。
ウエストバッグと、ジャンベ(楽器)だけで旅をしている。
結構ジャンベが重くてね。でも、友達づくりにはいいですよ
ウェストバッグも荷物は7割しかはいってないんで、おみやげも入ります。
そして、泳ぐ時には
赤ふん
なのだ。
彼は、干してある赤ふんどしをとってきて、実際にはいて見せてくれた!
ブログに載っけてもいいですか?ときくと、ぜひ!とのこと。
うれしいねぇ!
すげーよ。。。
ビーチでは注目をあつめ、外国人から写真を撮られることもよくあるそうだ。
この宿では、夜になると屋上でフルーツ入りワインが振る舞われるので、2人でギシギシいうベンチに座り、旅の話をした。
済んだ空に浮かぶ月、星、それを横切る飛行機の光。
ローマの夜の風は少し冷たいが、とても心地いい。
観光や移動もいいが、パッカー旅のよさはこんなとこにもある。
一応ローマに来たので、昼間は暑さのなか、見どころの一部(弱気)を見て回っています。
映画が苦手な私が、100回以上見たローマの休日 でおなじみ、真実の口(鼻?)
ローマ市内、地下鉄で行ける小国バチカンはカトリックの総本山。
ローマには地下鉄がたった2本しかない。
というのも、地下を掘ると、うじゃうじゃ遺跡が出てきて大変なんだそうだ。
そこで、遺跡よりさらに深い所に地下鉄を掘る、という計画があるらしい。
普通の都市よりは苦労が多い。
でもその分観光客が多いもんね。
生涯渡航国数83カ国目!バチカン市国、でかーい!
警備もこんな格好で。。
バチカン市国のポスト。
コロッセオ。
学生の時にはベネチアまで来ておきながら、ジプシー(放送禁止用語らしい)に取り囲まれて貴重品を奪われる、などという噂があり、ローマには来なかったが、来てみると、駅は近代的だし、治安も問題ない。
今月末に、ビリージョエルとブライアンアダムス、という大御所がジョイントコンサートをローマでやるらしい。
ちなみにブライアンアダムスは、クマ警部補が世界で一番声が好きなアーティストなのだ。。
見たかった。。。(悔!!)
そんなローマ、あすの朝3時起きでバスで空港に向かい、ドイツのフランクフルトへ。
ロサンゼルス行きの飛行機が確定しだい、搭乗します。
あと1週間くらいで、とうとう帰国だなぁ。
by kumaf3 | 2007-07-26 21:35 | 世界2周目ヨーロッパ編