エクアドル 赤道へ!(★写真、極秘エピソード追加)
久しぶりの北半球です!!
そちらにお住まいの、日本の皆さん、お元気ですかぁ!
というわけで、キトからバスを乗り継いで1時間少々、緯度0度の赤道にやってきました!
そう、赤道はやっぱり赤い色をしているのか確かめるため、世界の治安を守るため、くま隊長率いる3名は、本日、赤道をパトロールするのだ。
うわぁ~、やっぱり赤かった~~!
そう、赤道はここ、アクアドルを通っているのです。
と、いうことは、さぞかし暑かろう、とご想像されている方もいると思いますが、そんなことはありません。
高度2800mあるので、さすがに昼間の日差しは暑いですが、朝晩はソファに座っていても
底冷えし、毛布が必要。
ここは、赤道が通る公園。
といっても、GPSが発達してないころに測量された赤道の公園で、GPSで測ると、およそ250m、実際とはズレているんだそう。
そう、きょうの旅の連れは、宿で親切にしてくださっている旅人(といっても2ヶ月いるんだって)、Mさん。
彼は、恋人の
「まり子さん(生首)」と旅をしていらっしゃいます。
世界各地でまり子さんとの記念写真を撮って、mixi(ミクシイ)のサイトに載せているんだそう。
「これ、めちゃくちゃかさばるんよ・・・」
と迷惑そうですが、
体を張ってバカなことをやる
という、私の最も尊敬するタイプの人です。
「まり子と赤道」。
ここでは、パスポートにハンコを押してくれます。
南極・イギリス基地のペンギンのハンコの横に(左ページ)。
んでもって、今度は真の赤道が通る博物館へ。
久しぶりの北半球だ!!
(こんなことならプラダのパンプス履いてくるんだった。持ってないけど。)
赤道直下は、引力の関係で、シンクの水流がうずを巻きません。
そんな実験も体験できるのだ。
少し北半球にずらすと、反時計回り、南半球では時計回りになります(んだっけ?)。
そしてここではさらに、釘の上に生卵が乗せられる!
乗せた人には認定証がもらえるとあって、ワレワレ日本人観光客は必死。
同行4人とも、乗せられました!
こういう細かいことは、欧米人サンたちは苦手らしく、係員たちも期待してないようで、あまりトライさせないそうです。
ここの博物館は、エクアドルの先住民博物館もかねており、大蛇アナコンダの皮が展示されていたり、昔の人の衣装や家を実際に見ることができます。
アナコンダに襲われ大喜びのクマ隊長。
昔の先住民には、死んだ家族の首を切り、骨を抜いて乾かし、小さくなった頭を、保存し腰からぶら下げておく習慣があったそうで、・・・・・・
その作り方・・・。↓
小動物をしとめるための吹き矢体験。
あの風ぐるまの矢七にも一目置かれている私としては、ここいらで隊員達にいいところを見せてやってもいい。
ちなみにサングラス姿はあゆのようですね。
3mほどの、竹かなんかで出来た吹き矢を、的である20cmくらいの葉っぱサボテンめがけて吹く、という実験だ。。
まかしとけ!
「こういうのは、腹から息を出す腹式呼吸の瞬発力が大事なのだよ、諸君。」
と、能書きをたれる、くま隊長。
そうよ、こう見えても私は去年の4月まで現役アナウンサー。
腹式呼吸のプロといえば、アマゾンの巨大ガマガエル、ガマ大王か、私か、というくらいである。(意味不明)
オレはやるぜ、とうちゃん!(星 飛雄馬ふうに目に炎メラ)
腹に空気をためて・・・・・さぁ、皆さんも一緒に!
フッ!
あれ?
矢は?
ドコ?
みんなが吹き矢の行方を探す。
く、くま隊長!
あっちの・・・わら屋根に刺さってます!!
うわぁ~!あれぇ!
10メートル先のわら屋根に!!
見たわね、私の腹式呼吸の威力を・・・・。
くま隊長はますます、隊員の尊敬を集め、
さらには
エクアドル人たちの羨望のまなざしを全身に浴びながら、赤道博物館を去ったのであった。
ハッハッハッハ・・・・。
え、さて。
朝は、広場の物売りの声とサンフランシスコ寺院の教会の鐘の音で目覚めるキトの日々。
ホテルスークレの住人たちは、結構早起きです。
そんな中で、「スペイン語教えます。 (無料) 三号室 K」
という張り紙を見つけました。
そういえば先日、旅人Gさんに言われました。
「クマさんみたいにスペイン語が上達しない人、はじめてみた。」
ありがとうございます。
そうです。
旅に出る前は電子辞書にスペイン語チップも埋め込み、「中米あたりで学校にでも通うか」とも思っていた私でしたが、
「動詞の活用が6種類ある」と聞いたとたん、やる気喪失。
スペイン語圏に入って5ヶ月(うち、ブラジル1ヶ月はポルトガル語でしたが)。
先日数えてみました。
「覚える気がないけど、旅をするために身についてしまったサバイバルスペイン語の単語」
ノートに書き出してみると。。。
数えて、100個でした。数字は除く。
計算すると、一日一単語。
この100個の単語を駆使し、毎日なんとかやっているのだ。。
もうそろそろ旅も終盤だけど、まだ少しスペイン語圏はある。
エクアドルに住んで7年、この宿で5年住んでいる、というKさんの3号室のドアをノックする私であった。
今週末は宿のY子さん、N子さんらとともにサルサを体験しにいく予定。
なので、コロンビアに向かうのは、来週明けになりそうです。
って、来週はもう、4月??
うそー@@!!
by kumaf3 | 2007-03-27 02:56 | 南米編