ベリーズからグアテマラ(グアテマラシティ経由、アンティグアへ)
物忘れがひどかったんだけど、結構すぐ思い出せるなー、最近。
人の名前はすぐ忘れるけど。
物価高のベリースではブログ更新を我慢していましたが、グアテマラの日本人宿「ペンション田代」に落ち着き、11月13日からのベリーズ編を書き書きしました。水着姿もあるので、是非見るように。
ペンション田代さんのホームページ(こんなところだよん)
http://
ptashiro.hp.infoseek.co.jp/
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9時発、ベリーズのプンタゴルダ発、グアテマラのプエルトバリオス行きに乗る。
出国手数料は4ドル足らず。
残った現地通貨で、バナナとにんじん(まるかじり用)を朝市で購入。
昨日出会った、アメリカ人で退職後グアテマラのアンティグアに引っ越してきたという老夫妻と一緒になる。
ボートは波をがんがん蹴り、飛び跳ねる!笑うしかない。
酔ってしまう人もいるようだが、わたしは楽しい。
こんな丈夫な《鈍い?)体で産んでくれた両親に、大感謝。本当にありがたい。
およそ1時間後、対岸のプエルトバリオスへ到着。
ちなみに、アメリカ人のジェニーは、もう一晩、この近くの湖で過ごすそうで、別の船に乗っていった。またもや期待はずれに終わらない事を祈る!
プエルトバリオス港にて。
港に着き、入国手続きを済ませた後、アメリカ人夫妻は「ここからバスターミナルまでは遠いわ、タクシを使うでしょ?」というので、ひとり170円でバスターミナルへ。
ものの2分で着いた。おいおい。私なら歩くぞ。
炎天下ではしんどそうだが。
そうよなー。70歳くらいの彼女達にはきついかもしれない。
年を取ってからの旅と、体力のあるときの旅では、体験することも全然ちがってくるんよね。
だから、旅は若いうちに行け。
年取ったら、どこに行くにもタクシー使えるような裕福な旅をしているはずやしね(笑)。
グアテマラシティまで5時間。50ケツアール(およそ800円)の切符を購入。
さらに、老夫妻は、そこから1時間のところにあるアンティグアまでの乗り合いミニバスの切符も購入していた。それがなんと、60ケツアール(1000円)。
おいおい、5時間で800円やのに、1時間で1000円かい!!
すると、おじいちゃんは「普通のバスは、また乗り場まで遠いし、人でぎゅうぎゅうだし、大変なんだよ。アンティグアの指定する所(ホテル)まで乗せてってくれるしね。普通のバスになるのは大変だよ!」
うーん。でもなぁ。節約できる所では節約しないと、南極ツアーにいけなくなるんだよなぁ。
およそ5時間のはずが、渋滞で6時間かかって、もう太陽も沈んだ4時半(そう、4時半には夕方だ、ここでは)、グアテマラシティに着いた。
わたしは、隣の席に座ってきた若い女性と話して、グアテマラシティ到着後アンティグアまでのバス乗り場まで、彼女の車で連れて行ってもらえることに。
「グアテマラシティからアンティグアまで60ケツアール?しんじられない。7ケツアール(130円)で行くわよ、バスなら。」と。
彼女は結婚はしていないが5歳の娘がいて、銀行に勤めていて、今は幸せなんだそうだ。
バスターミナルで彼女の車を待つ。
彼女は車は持っているが、運転にそんなに自信がないそうで、弟さんが運転して迎えに来るそうだ。
20分後、トヨタの赤い車で弟さんがやってきた。
私のガイドブックには、ほんの5ブロック向こうにバスターミナルがあるはずなのに、弟さんの運転する車は、どんどん郊外のほうに。
んー、どこまで行くのかなぁ。もう、暗くなっちゃったよー。
まぁ、彼女を信じよう。
ほとんどスペイン語のわからないわたしに、彼女は一生懸命の英語で会話をしてくれながら、およそ20分のドライブの後、アンティグア方面に向かう幹線道路沿いのバス停に。
「バス代の7ケツアール準備した??」「は、ハイ!」
彼女は、どんどんやってくるバスをとめ、アンティグア行きかどうかを確かめ、私を車掌に預けるようにして乗せてくれた。
バスはほとんど止まらずなので、16キロと7キロの荷物を持ち、必死で乗り込む。
ほっ。
あ!!しまった!!
彼女にお礼すらいえなかった・・・・・!!!
横3人がけの席に座り、後悔と感謝の気持ちがいっぱいに胸に押し寄せてきた。
住所も名前も知らないので、もう、2度と会うことは無いと思うけど・・・ほんとうにありがとう!
バスの中では藤村俊二似のおじさんにスペイン語の指導を受けながら過ごす事1時間。
アンティグアの町に着いたのは6時半頃。もう真っ暗だ。
ペンション田代につくと、お客さんがピザを分けてくださったり、オレンジジュースをもらってしまったりと、みんなの親切に出会った。
ペンション田代の屋上からは火山が見える
旅人は、寂しさや大変さ、しんどさがお互い分かるため、旅仲間には親切に出来るんだよなぁ。
わたしは、まだそんなに皆さんにお返しできていない。
また、地元の皆さんの無償の親切には数え切れないほど遭遇している。
「わたしたちも、そんな風に出来るようになりたいねー」と、旅仲間同士で話した。
アンティグアの市場で見つけた初めてのフルーツ。
外観がキウィフルーツの特大版、味は柿のざらざら版。
久しぶりに白ご飯を炊き、
1 梅干
2 ふりかけ
3 卵ご飯
4 ふりかけ
4杯も食べてしまいましたとさ。げふ。
by kumaf3 | 2006-11-17 05:29 | 中米編