シリア(ハマ-ダマスカス)-ヨルダン(アンマン)
およそ2時間ほどでシリアの首都ダマスカスに到着。
何でそんなに早く行く?
昼間は暑いからです・・・。
でも朝はとてもさわやか。
タクシーでバスターミナルまで行ってもいいのですが、このさわやかな風を感じないのはもったいない!
ク○あつい中東は朝、さくさく移動が鉄則です。
さて、ダマスカス。
バスは町外れのターミナルへ到着。(面倒くさい!)
そこからまたバスに乗って、街中のターミナルへ。この時点で太陽もすでに絶賛燃焼開始!!
あぢー!!
そこからまた宿まで、歩いて坂を上ったり迷ったり、30分ほどで到着。
ええ、今夜も日本人バックパッカーも御用達の宿です。
ここでは人生初「屋上に泊まる!!」
だって安いんですもの。350円。
首都は物価が高いんです。それでもシリア国内はまだ安いけどね。
で、各国のバックパッカーがいるので、一緒に行動したり、情報交換もできます。
太陽が弱くなるのをまって、きょうは韓国人の48歳のパッカーと旧市街を散策。
結構、英語の練習にもなって、楽しく過ごせました。
ダマスカスの旧市街は1000年以上も前のものなのです。
規模も大きく、迷路に迷い込んだよう。
ヨーロッパの旧市街とは趣が違い、雰囲気がとてもいいな。
さて、夜、屋上のねぐらに戻ると、2人の日本人学生パッカーがいました。
一人は東○大学4年生の福ちゃん。
もう一人は、これでばったり会うのが3回目のMちゃん。
ふたりとも就職活動が終わった夏の旅です。
これから日程は違うけど、イエメンに行きたいという2人。
わたしは半分あきらめていたけど、「中東からイエメンに飛べば安い」んだって。
これはムムム!
翌朝。
もう旧市街を見てしまったのでダマスカスではすることがなく、今日は待ったり本でも読もうかな?と思っていたら、mちゃんが、イエメンチケットを買いに、ヨルダンのアンマンまで行くというので、ご一緒することにしました。
ほかの部屋に泊まっていたイケさんも一緒です。
バスは午後3時にしかないというので、タクシーで500ポンド=1000円で行くことにしました。
砂漠の街を走り、国境を越えてトータル3時間ちょいで、アンマンに到着。
3人で宿「クリフホテル」です。
さっそく、旅人の間では「親切すぎる」ことで有名な管理人のサーメルさんに「イエメンに行きたいんだけど。。。旅行会社を教えてほしい」と聞くと「調べてあげます」
と、サクサク電話。
私たちがヨルダンのお金に両替しているうちに5件ほど電話で当たって、値段をチェックしてくれていました。。。
宿代500円そこそこの宿が、普通こんなサービスするか??
これからのルートをいろいろ考えて、明日、航空券の空き状況を聞いてもらうことに。
イエメンかぁ。
いってみたかったんよね。
おんなじ宿に泊まっている大学生の女の子Kちゃんも「イエメン行きたい・・・」と言い出し、4人でいくか?ということに。
できれば明後日には飛んでいきたいので、明日はヨルダン名物、死海を攻めることにしました。
さて翌日。
チケットはなんとたまたま4名分だけキャンセルが出て、明日飛べることになりました。
飛行機代は、ここアンマン往復で4万円ちょい。
まぁまぁ高いですけど、カイロから飛ぶのと5000円くらいしか変わらないようなので、同行者がいて心強いし、今回行くことにしました。
さて、飛行機代。
私はvisaカードでキャッシングができたのですが、KちゃんのVISAカードは、どこのATMマシンを使ってもキャッシングできません。
こんなことってあり?
結局同行の男の子に借りることで、無事4人でイエメン入りすることになりました。
男子2名もイケメンナイスガイ、Kちゃんも井上昌己(いのうえしょうこ=愛媛出身の歌手。検索してみて)似のかわいい女の子。
そして私はヘアスタイル瀬戸内寂聴。
ま、そんなことはどうでもいい。
死海!
今日は死海行きの日ですよ。
タクシーを1台3000円でチャーターできるので、同宿の方をさそって、4人で行くことに。
アンマン市内からどんどん下って1時間ちょい。景色は進むにつれて雄大になります。
そして、目の前にひろがる死海!
あまりにも塩分が濃いので、生物がすむことができない「死の海」です。
死海の対岸はイスラエルです。泳いでわたろうと思えば1時間もあれば。でもきっと撃たれることでしょう(汗)。
水着のうえにTシャツを着て入った死海。
水はにごっています。
足元はぬるぬるの粘土質だったり、砂だったり、塩の結晶だったり、岩だったり。
これから行く予定の人は、ビーチシューズをお忘れなく。
で、浮いてみた!!
プッカー!!!浮く浮く!!
楽ーに浮くことができます!
足のつかないところでは、宇宙遊泳のように歩いてみることもできます。
ただ、泳ぐことはできない!!
浮いて浮いて、おぼれそうです!!!
そしてしばらくすると、傷がある部分などがひりひりしてきます。
お○らをすると、お○りの穴も痛いようです。
女性はデリケートゾーンが厳しい方も・・・。
現地の海水浴客は、女性はやっぱりイスラム教。水着になんてなりません。
着衣、ほっカムリのまま、死海遊泳を楽しんでいました。
男性は海パンですけど。
海水をなめてみましたが、あまりの塩分とミネラルで・・・苦い!!
で、みんな粘土を体に塗って死海の泥パックをしています。
わたしも挑戦!
ちなみに泥もなめてみましたが、しょっぱかった。。。!
およそ2時間ほどの死海を楽しんで、夜、宿に帰りました。
そうそう、今日来た日本人の方も、イエメンに行くようです。
私の知っているだけで、8人、近日中にイエメンに入る・・・。
旅人の間で、イエメン、熱いです・・・。
by kumaf3 | 2006-09-01 06:45 | 中東編